ヨーロッパでは昔『ロバを飼うのは馬鹿の家』と言われたそうです。
豊かな家では牛や馬を飼うもの。
ロバを飼うことは、自分の家が貧乏だと言いふらしているのだと同じだと。
裏を返せば。
ロバは貧しい食事でも耐えられるだけの、丈夫な体を持っているということの証。
ロバを飼う人は、貧しい食事をさらにロバに分け与えて、ロバと共に暮らし、ロバと共に生きた。
そんなロバの原産地は。
今、今世紀最大の飢饉と飢餓に苦しむソマリア地方。
人々はもう、ロバにすら目を向ける余裕がないかもしれない。
でもロバはまだ。人々が住むすぐそばにいる。
わずかに残った緑の草を食べて。
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